着付け小物 -着崩れ対策-
以前から襟元の着崩れが気になっていました。
普段、着物を着るだけの時も、日本舞踊のお稽古で着る時も、どうも襟元が着崩れます。
私は喉元を詰めて、後ろは抜き気味にするのが好みです。
ですので、長襦袢を着る時は特に気を付けて着ています。
それなのに!しばらくすると喉元が空いてしまいます。
お稽古で踊ったせいならまだしも、ただ着て歩いていただけでもそうなってしまいます。
そのため、頻繁に襟元を直す癖がついてしまいました。
補正が足りないせいかも?
今まで使っていた和装ブラはホックで留めるタイプの物でした。
ホールド感もあまりなく、肩に補正が多少入っている程度です。
こんな感じの物でした。
結構長い事使っていたのでヘタってきたのと、あまりホールドされている感じがしないので、買い換えたいと思ってました。
そこで先日、日本橋高島屋に新しい和装ブラを見に行ったのです。
ワコールの「和らんじゅ」という和装ブラがあると聞き、見てみたかったのです。
和らんじゅはホック無しの和装ブラで、肩に補正のパッドが入っています。
すると、売り場のお姉さんが「痩せてる人は胸から肩の補正が足りていないと襟元が着崩れ易い」と仰っていました。
そういえば、着物に詳しい友人もそう言ってました!
じゃあちょうどいいじゃん!と思って試着してみました。
…肩の補正はいいけど、胸の補正がイマイチでした。
あまりホールドされている感じがしないかも?
しかも、ちょっと生地が薄くて透けやすいかも。
というわけで、買うのは止めてみました。
するとお姉さんは和装ブラではなく、補正下着をお勧めしてきましたが、華麗にスルーして帰宅。
だってもう、たかはしの補正下着を持っていますし。
これですこれ。良いですよ。
それからちょっと色々と調べたり、試してみました。
その結果、
襟元が着崩れ易い原因は肩の補正不足ともあるけれど、和装ブラで胸がきちんとホールドされていないことも原因では?
という結論に至りました。
というわけで、いつもお世話になっている、たかはしきもの工房さんの和装ブラを再チェック。
すると、汗っかきさんに嬉しいタンクトップタイプの和装ブラが!
肩に補正はありませんが、ホールド力は申し分なさそう、ということでお買い上げ。
買ったのはこちら、「くノ一 涼子」です。
胸をホールドするのが目的だったので、ちょっときつめかも?と思いつつ、Mサイズにしてみました。
タンクトップ型じゃないブラもありましたが、汗っかきの私は涼子の方を選びました。
すると、なんということでしょう!
今まで使っていた和装ブラなんて、全く役に立っていなかったことがわかりました(笑)
さすが、たかはしさん。胸が完全にホールドできて、鳩胸になれました。
そして、その上に補正下着を着ると…なんということでしょう!(2回目)
襟元が着崩れしにくいかも!?
日本舞踊のお稽古へ行ったのですが、数時間経ってもあまり着崩れしませんでした。
その日は襦袢の上に伊達締めをするのを忘れたのにも関わらず、です(笑)
襟元を直す癖が付いているので、何度も襟元を触るのですが直す必要があまりありませんでした。
肩の補正も大事だけど、胸の補正も大事だと改めて分かりました。
まとめ
襟元の着崩れが気になるなら、
・胸をしっかりホールドして鳩胸にする
・胸の上から肩にかけての窪みを補正する という2点が大事だと思います。
いやはや着物というものは奥が深い。
着る度に反省点や改善点が見つかるので、追求し始めると終わりが見えません!
着物の沼はさらに奥が深いことがよーくわかりました。
ということで、たかはしさんの和装ブラはお勧めです(笑)
サイズが不安な方は催事等で試着できるそうですよ。
ちなみに、たかはしさんの物では他にもこれがオススメです。帯枕は本当にサイコーです。
汗っかきさんには防水布の付いた下着もオススメです。
と、随分とたかはしさんを大絶賛していますが、そうでもない商品もありますよ。
癒着していないので、ご安心ください(笑)