着物なのに荷物が多い時
着物なのに結構な荷物を持たなくてはならない時、ありませんか?
特に着物の時は小さめなカバンを持つことが多いので、入りきらないことも多々あると思います。
洋服の時のように大きなバッグを肩に掛けて、なんてことはできませんよね。
着物の場合は手に持たなくてはなりません。
どうしてもカバンに入りきらない荷物がある時は、冠婚葬祭用のサブバッグを持っても良いですね。
私も持っています。
サブバッグじゃなくても、東袋、三角袋という手段もあります。
こちらの方がより着物に似合いますね。
大きさや柄も豊富です。
東袋なら結構な大きさの物もあるので、一つあると便利だと思います。
でも、大きさ毎にたくさん揃えるわけにもいきません。
私は日本舞踊をしているので、着物で大荷物を持つことが多々あります。
着物や帯を運ぶ場合はスーツケースを使いますが、そこまでではない場合は風呂敷を使います。
風呂敷万能説
個人的には風呂敷が万能だと思っています(笑)
サブバッグや東袋をたくさん揃えるより、風呂敷が何枚かあればなんとかなります。
私がよく使うのは、三巾(約105㎝)の風呂敷です。
大きい風呂敷の場合は綿がオススメです。
大きいということは、荷物も重たくなります。
レーヨンや正絹だと心もとないですが、綿なら重たい荷物でも安心です。
私が持っているのは両面使えます。
紺色は小桜、赤色は麻の葉模様です。
着物の色柄によって、よりしっくり来る方を使い分けています。
使い方
では風呂敷をどうやってバッグにするかというと、簡単です。
まずは三角に折ります。
この時、バッグの表側にしたい方を内側にしてください。
この例だと紺色の方が表側になります。
三角の両端を堅結びにします。
固めに結んだ方が良いです。
また、左右の結ぶ長さを揃えるとキレイです。
ひっくり返します。
この時、両端の結び目を内側でキレイに整えると表から見てもキレイです。
上を結びます。ここが持ち手になります。
完成です!
めちゃくちゃ簡単です!
荷物も結構入ります。
餃子とバナナとスイカのぬいぐるみが簡単に入りました(笑)
ちなみに、レーヨンの柔らかい風呂敷でも同じようにバッグが作れます。
柔らかい風呂敷の時は結び目を固く結んでください。
固く結んだ!と思っても、レーヨンは緩みやすいです。
小さい風呂敷だとかわいらしくできますよ。
メリットとデメリット
メリット
着物によく合います。
着物によって、風呂敷を変えてみたりと遊べます。
さらに、大きさは自分で変えられるので便利です。
両端を結ぶ際、大き目に結ぶと小さくなります。
そして、持ち手が布なので手や腕が痛くありません。
風呂敷に通してバッグに出来る、プラスチックや木の持ち手がありますが、持つと痛いです。
持ち手が布だと、重たいものでも意外と大丈夫です。
風呂敷を1枚持っていけば外出先でもすぐバッグに出来ます。
荷物を運んだ先で不要になれば畳んで持ち帰るのも簡単です。
デメリット
雨や衝撃には弱いです。
やっぱり風呂敷はただの布なので、雨に濡れると荷物まで濡れてしまうかも。
色落ちの可能性もあるので気を付けてください。
電車なので人にぶつかることもあります。
過去に蹴られたことがあるのです…。
また、綿の大きな風呂敷はそれなりに重みもあるし、畳んでも厚みがあります。
外出先で不要になった時に畳んだ場合、カバンに入るか確認しておいた良さそうです。
まとめ
大きな荷物には綿の大きな風呂敷!!!
小さな荷物にはレーヨンや正絹の風呂敷でもOK!!!
というわけで、みなさまもいかがでしょうか。
私が持っているのはこちらです。
もうちょっと小さめのもあっても良いかも。
綿だとかわいいものが少ないですが、レーヨンの縮緬風呂敷ならかわいいものも多いです。
猫発見!猫の風呂敷は持っていなかったので、買っておきます(笑)