帯締めの合わせ方
先日、道明のイベントに行って来ました。
道明と言えば、帯締めで有名ですね。
私もついに人生初道明をゲットしました。
道明のイベントでは、帯締めのコーディネートについてのお話を聞くことが出来ました。
帯締めを合わせる時のポイントについて、分かりやすく説明してくれました。
せっかくなので、聞いたことをブログに書いておきます。
みなさんの参考になれば幸いです。
金糸の入った帯締めをもっと楽しんで
お話をしてくれたのは、道明の社員の方でした。
普段、お店でお客様にアドバイスをされている方です。
道明の帯締めと言えば、色とりどりのものを思い浮かべると思います。
また、金糸が入った帯締めも多いですよね。
ちょっと見づらいですが、こんな感じです。
↓
こういった、いわゆる「道明」らしい帯締めを、もっとたくさん使って欲しいそうです。
帯締めの格として大きく分けると、カジュアルまたはフォーマルになると思います。
・カジュアル…金糸なしor少量、多色使いもOK
・フォーマル…金糸あり、無地に近い
道明の色とりどりの帯締めはカジュアルに近いと思います。ですが、金糸が入ったものも多いです。
そのため、どう使って良いのか悩む方も多いそうです。
道明としては、金糸が入った帯締めもカジュアル~フォーマルまで存分に使って欲しいのだそうです。
もちろん、黒留袖や喪服に使う帯締めは別です。
上記のようなフォーマルな場合を除き、小紋から付下げ、訪問着まで気にせず使っても良いと考えているそうです。
帯締めコーデのポイント
続いて、コーディネートのポイントです。
ポイントが多かったので、箇条書きにしますね。
①帯の色とトーンを合わせる
②着物の色と一緒にしない
③帯の地色と一緒にしない
④帯揚げの色と一緒にしない
なお、テーマがある場合はこの通りのコーディネートにする必要はありません。
例えば、全身モノトーンコーデにするぞ!という時は、全部同じ色でももちろんOKです。
①から③までは「ふんふん、そうだろうなあ」と聞いていました。普段から意識していることです。
意外だったのは、「④帯揚げの色と一緒にしない」でした。
これには理由があって、本当に全く一緒の色だったら良いとのことです。
ほんの少し色が違う帯揚げとコーディネートするなら、違う色と合わせた方がスッキリするそうです。
確かに全く同じ色の帯揚げと帯締めってなかなかないですよね。セットでもない限り。
帯締め選びのポイント
続いて、帯締め選びのポイントを教えて貰いました。
①多色使いの帯締めを選ぶ
②1本の中に暖色と寒色が含まれているものを選ぶ
③1本の中に濃い色と薄い色が含まれているものを選ぶ
①は、無地の帯締めだとたくさん持っていないといけないけれど、多色使いなら1本で済む、というのが理由でした。
②と③はコーディネートしやすい、というのが理由です。
どうコーディネートして良いかわからない!という方は、お店で気軽に相談して貰えるそうです。
道明としては、実際に合わせる予定の着物や帯があるなら、持ってきて貰うのが一番良いとのこと。
帯との相性は載せてみないと分からないこともありますもんね。
難しい場合は写真でも良いとのこと。
スマホの写真に帯締めを載せて合わせて貰えるそうです。
帯締めコーデのまとめ
長々と書いて来ましたが、帯締めコーデのまとめです。
・金糸入りでもカジュアルで使っていい
・帯の色とトーンを合わせる
・着物、帯の地色と一緒にしない
・帯揚げと全く同じ色にする、または色を一緒にしない
・1本の中に色がたくさん入っているものがあれば帯締めはたくさん必要ない
・迷ったらお店で相談する
ということです。
道明としては、多色使いの帯締めをもっともっと楽しんで使って欲しいそうです。
私はどちらかというと、シンプルなものが好きですが、また道明に行くことがあればカラフルな帯締めもチャレンジしてみようと思います。
あー、明日にでも道明行きたい!(笑)