色無地
日本舞踊を始めてしばらくして、母から突然言われました。
「あんた、色無地を作りなさい。お金は払うから」
生前贈与なんだそうです(笑)
お言葉に甘えて、日本舞踊の師匠から教えていただいた方に色無地を仕立てて貰うことにしました。
師匠の紹介ということで、かなり勉強していただいたと思います。
お仕立てまで込みで約17万円でした。
着物を誂えるなんて、初めてなので、かなり悩みました。
白の縮緬を見せていただいて、色見本を見ながらどんな色に染めるか…。ずいぶん悩みました。
結局、山吹色のような、カボチャのような、なんとも言い表せない不思議な色になりました。
あまり他では見ない色なので、気に入っています。
我が家は家紋が不明なので、好きな紋にしなさいと母に言われ、揚羽蝶の紋にしました。
好きな紋を入れるのを「洒落紋」と言うらしいです。
現代では増えているそうですよ。
色無地は一枚あると便利と言われています。確かに便利です。
結婚式やパーティで着ても良いですし、日本舞踊の舞台で何度も着ています。
日本舞踊の男踊りをする場合は色無地が良いのだそうです。
サイズ
私のサイズを計って貰ったので、完全オーダーメイドです。
身丈 | 約167cm |
裄丈 | 約71cm |
袖丈 | 約49cm |
袖幅 | 約?cm |
前幅 | 約27cm |
後幅 | 約28.5cm |
素材 | 正絹 |
完全オーダーメイドで作っていただいたので、太ったら着られなくなりますよね。
太らないように気を付けます(笑)
TPO・コーディネート
色無地はややフォーマルな着物です。
結婚式に出席する場合や、パーティ、改まった席に適しています。
既婚でも未婚でもいつでも着られるので、便利な着物です。
帯は袋帯を着用するのが普通です。
私は母にこの色無地と一緒に買ってもらった、銀の袋帯をいつも合わせています。
TPOとコーディネートについてはこちらを参考にしてください。