コーディネート例
舞台用なので、コーディネート例と言われても…と思いますが、一応書いてみます(笑)
プロの日本舞踊の着付け師さんに着付けてもらったので、キレイに着せてもらいました。
藤娘を踊ったので、藤の枝を持っています。
髪の毛は新日本髪風に結って貰いました。
後ろからだとこんな感じです。
着物は舞台用に買った振袖です。
帯は日本舞踊の師匠にお借りしました。
振袖の地色が控えめなので、朱色がよく映えています。
結び方は大文庫です。踊り以外ではあまりしない結び方かもしれません。
帯揚げと帯締めは振袖とセットで買ったものを使いました。
当日は洋服で楽屋入りして、帰りも洋服だったので草履とバッグ、上着は使いませんでした。
髪型は美容室で新日本髪(地毛で作る日本髪)風にセットしてもらいました。
メニューにはなかったのですが、新日本髪みたいにできないかお願いしました。
あくまで新日本髪"風"ということで、安価(4000円かかりませんでした)でしてもらいました。
そのお店もホットペッパービューティーで見つけました。
踊った曲が藤娘だったので、自分で作った藤の髪飾りを着けました。
実は、このために作ったのです。www.kimono-neko.net
反対側のかんざしは師匠に借りました。
反省点・余談
普通の着付けと踊りの着付けはけっこう違います。
普通の着付けは帯の輪を下にしますが、踊りの時は輪を上にします。
帯に扇子を差し込むことが多いからです。
上前も多めに引き上げます。
腰を落とす動作が多いので、踏まないようにという意味だと思います。
裾がすぼまって見えるので立ち姿がキレイに見えます。
舞台の時は衣紋を大きめに抜きます。特に振袖の時は結構大胆に抜きます。
その時に、肌襦袢の襟がチラっと見えるぐらいが良いみたいです。
さらに、襟や袖が踊っていても崩れないように、糸で縫います。
襟元と、襦袢の袖と着物の袖を見えないように糸で縫うのです。
なので、縫っていることを忘れて勢いよく脱ごうとすると、脱げなくなるということもしばしば(笑)
踊りの着付けを覚えると、ひと味違った着付けができる気がします。
私の日本舞踊の師匠もいつもキレイに着ていますし、只者ではない着こなしをしています。
私もその域に達したいです(笑)